冬の個人ガイドとしての初のツアー立山スプリットボードツアーを開催いたしました。
久しぶりの秋の立山でしたが、やっぱりいいですね~。
コアな三名のスプリットボーダーにお集まりいただきました。
初日は残念ながらホワイトアウトに近い、空模様。
夕方一瞬の晴れ間から立山三山が姿を見せ、明日に希望をもたせます。
翌日・・・
快晴!
青と白のコントラストが美しすぎます。
山崎カールを目指し、すすんでいきます。
そして、ヘリスキーのようなライン取りで、ノートラックを探し、
ドロップ。
一本目は風でわずかにパックされたパウダー。(専門用語でいうと4Fのこしまり雪)
スピード出して滑り、昨日のうっぷんを晴らします。
結局この日は登り返し、ウインドリップのドロップから隣の沢に入り、こちらは完全なノートラックパウダーを頂きました。
小屋に戻る頃には、再び、吹雪に。
明日に期待がつのります。
最終日、ヘッドライトをつけて星空の下、朝5時に出発。
富山の夜景がきれいだった~。
奥大日岳に続く稜線をつめていきます。
上の写真は偶然にも雷鳥平にいた友人が撮影してくれたものです。
コントラストが美しすぎる。。。
ACさん、有難うござまいます!
そして到着した斜面はこちら。北東向きの極上斜面、
ロープをつけて雪庇を崩し、反応をみますが、
特にアクティブではありませんでした。
念のためテスト・プロファイル(簡易的なスノーピット)をしましたが、
あられ以外には顕著な層はなく、
表層もスラブ化していなかったため、ドロップインを決定。
のぞくとこんな感じ。
表層はスラブ化していませんでしたが、念のため中央のスラブがサポートされていないノール斜面は避けて、左右からまわりこんでドロップ。
あ~ 良かった。。。
北東向きで風の影響を奇跡的にうけていない斜面。
良いとしか表現できませね。。。
長く狭い登り返しも雪が安定性いたので、ストレスは感じませんでした。
最終日に天気も雪もあわさったベストラインを選択することができたのも、
足並みのそろったコアなお三方のおかげ。
こういったツアーは中々できるものではありませんね。
ご参加いただき、有難うございました。
次回は、白馬か水上の第二弾でお会いしましょう!
YH
コメントをお書きください
K (火曜日, 27 11月 2012 17:42)
非常に楽しくて、大変勉強になるツアーでした。
ありがとうございました。
是非第二弾参加したいです!
blindside (火曜日, 27 11月 2012 18:48)
Kさんの体力には驚かされました。。。
次回はラッセル担当お願い申し上げます(笑
ご参加頂き有難うございました!