今日は日頃からお世話になっているメーカーさんに行ってまいりました。
巣鴨に本社のある キャラバン さん。
CAMPやG3、GARMONTなどを扱っています。
そして、BC系のカタログのPOWDER Masterでは毎回写真を使って頂いております。
アウトドアカンパニーの男性社員で肌の白い男は信用なりませんが、
社員のTT氏はばっちり日焼け(波系)。
左のST氏は大学時代からのくされえ、失礼、友人でもあります。
来期の製品の話をチラッと聞けたり、
楽しいひと時を過ごさせていただきました。
そしてその後こちらへ。
二台所有してある雪崩ビーコン・Pulse Barryvoxうちの一台のファームウエアがまだ
3.0だったものでアップデートをしていただきました。
昨シーズンの段階で、アップデートできたのですが、
比較するという意味もあり、一台は古いままにしておきました。
昨シーズン気づいたのですが、
カナダのスキー場のスキーパトロールの中には、
ファームウエアが新しくなっても、すぐに飛びついたりしないスキー場の話をききました。
新しいものは、考えてみれば、当たり前ですが、
「まだそれが素晴らしいものであるのか、どうかはっきりしない」
という事柄を含んでいます。
人命に関わる雪崩ビーコンなどは当然、市場に投入するにあたって厳しいテストをくぐりぬけ、テストにテストを重ねて、投入されます。
なので信頼性という点では実用に耐えるわけですが、
それでも、カナダのプロフェッショナルという種類の人間は、
新しいものを極端にいやがる傾向を感じます。
結局はプロフェッショナルという人種は、どの年代のどの道具でも、
それが最大の機能を発揮できるように鍛錬を欠かさないわけですので、
現時点で自分が信頼をおいているマシーンがあるなら、
あえて評判のわからない「新しい」ことがらを取り入れる必要がない、
というスタンスなのでしょう。
で新しいものに飛びつくタイミングは、それが新しくなくなった時であると。
こういった態度、例えば、今回のようにまったくの新製品ではなく、
ファーム・ウエアのアップデートというマイナーな変化においても、
経験豊富なプロは、すくなくとも実戦(実際のガイディング)に投入しないというわけです。
が、こういう態度は、しばしば杞憂に終わることが多いのです(笑
結果は、ご存知の通りですね。
いくつかの新機能が加えられて、一番の変化は「その場で停止」が少なくなったことですかね。
おそらく今後も継続的にアップデートされていくことでしょう!
有難うございました。
YH
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