「Passion」 という単語には二つの意味がある。
ということを最近学びました。
この単語は日本語では一般的に、「情熱」と知られていますが、
同時に「受難」という意味もあるそうです。
キリストの受難を描いたJ.Sバッハのマタイ受難曲は、
St.Matthäus-Passionと。
受難というとマイナスなイメージしかありませんが、
それは、情熱と表裏一体のものであるということ。
つまり、
困難を恐れない燃える心を、「情熱」と呼ぶ。
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昨年の12月、夢のようなメンバーでカナダのヘリ&キャットスキー会社を視察に行く、
プロジェクトが持ち上がりました。
日本山岳ガイド協会内に新しく発足されるBCスキーガイドに関わっている有志のみなさんです。
みなさん各ガイド会社のボスのようなみなさんにも関わらず、自費で、多忙なあいまをぬってカナダまで来てくれました。
本当に充実した日々があっという間に終わって、
一人一人、また帰国の途について、
最終的に、札幌のSD氏とTAKAさんだけが残り、
そして、三人で、ロジャースパスへ。
Avalanche Crestというルートにいって、
ハイウェイまでの1000mのツリーラン。
最高のロケーションで、イカす滑り手とのノンストップ・ラン。
最高だったなあ。
そして降りてきたら、
グレイシャー・パーク・ロッジでお決まりの乾杯。
(この人の笑顔を見ると、どうしても新渡戸稲造とかかつてのキリスト者だったサムライが連想されるなあ)
そして、翌々日のTAKAさんとの初めてのフォトセッション。
一期一会とはこのこと。
つきることのない情熱を。
R.I.P = Rip In Peace.
YH
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