元歌
大木惇夫 戦友別杯の歌より
* 岳友別杯の歌
言うなかれ、君よ、別れを
世の常を、また生き死にを、
雪山のはるけき果てに
今や、はた何をか言はん、
熱き血を捧ぐる者の
大いなる胸を叩けよ、
満月を杯に砕きて
暫し、ただ酔ひて勢へよ、
わが征くはカナダの岳、
君はよくアルプスを登れ、
この夕べ、相離るとも
かがやかし北辰を
いつの夜か、また共に見ん
言ふなかれ君よ、別れを、
見よ、空と山うつところ
黙々と雲は行き、
雲はゆけるを
*
大木惇夫 戦友別杯の歌より改編
*
IC at Norikura, Hakuba, Japan
TI at Mt.Pisco, Cordiella Blanca, Peru
T2O at the top of Mt.Almar, Tazman Glacier, NZ
*
「山岳ガイドとして」
*
天に誓って、
再会の時は、
此の世界の何処へいっても、恥ずかしくないバッジを、
贈ります。
平成二十四年三月十一日
Sincerely,
Yuske.勇
コメントをお書きください