ACMGスキーガイドのテストには簡易ソリを使用をして、
傷病者を梱包、搬送するというテストがある。
このソリ、まだ日本では一般的ではありませんが、
(キャラバンさん独自のものや、上田のサンヒルさんがBrooks Rangeを取り扱ってますね)
上記のものはいずれもスコップなどを使用してスキー板を接続するものがメインですが、
実際の現場で使用されているものはもっとシンプルで、
タープとしても使用できるものを使ってる。
重いともってかないでしょ。みんな。
あと日本のガイドさんで申し訳程度に、
一人しか入れないような超軽量ツエルトもっていく人いるけど、
あれも、実際事が起こったら、どうなんだろう。
カナダでは数社が独自のものを出しているので、ご紹介。
1・Alpine Thread Works Ski Guides' Rescue Tarp
http://www.alpinethreadworks.com/products/sledkit.html
ガイドの使用率は一番高し。
ひきずる底面が多少強化されている。専用の細いテープが付属していて、
固定できる。強度と軽量化のバランスを考えるとこの重さですかね。650g。
説明ビデオあり。
一番頑丈。でも重い。1kg。タープとしては使えないのかな?
したくないけど、長距離の移動とか、山小屋とかに非常用に置いておくためとか。
3・Integral Design Guide's 3 in 1 Tarp
http://www.basegear.com/integral-designs-guides-3-in-1-rescue-tarp.html
発売もとのWEBからはなくなってますが。
軽い。400g。でも底面も二重になってはいますが、基本Sil tarpなので強度が心配。
素材以外の作りはほぼAlpine Thread Worksのものと一緒。
多分他にもあるんだろうけど、みんなが使っているのはだいたいこのうちのどれか。
ちなみに僕はやっぱり重いともっていかないので、Integral Designのものを使用。
情報まで。
YH
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